苦労して遅刻しようなんて努力 

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「トム、苦労して遅刻しようなんて努力はあっさりと諦めて、もっと早く来ることにしたらどうなんだ」

(「黒後家蜘蛛の会1アイザック・アシモフ 池央耿/訳)



そういうふうに優しく言ってもらえると、こっちも頑張ってあげる気にならないでもないな。特に月曜日とかな。

あれは香港で見つけたぼくのアポロン。 

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「ほほ、あれは香港で見つけたぼくのアポロン。いや、プライベートなところをお見せして失礼。忘れてくれたまえ」

(「照柿高村薫


アポロンには毛糸洗い以外にそういう意味もあるのか。

もうええですむと思うてるんか、お前は―― 

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「人の女の話を聞き出して、もうええですむと思うてるんか、お前は――」

(「照柿高村薫


済みそうな気もするけど、社会通念上は駄目なんだろうなきっと。

こういう馬鹿げた「作品」は、しかし馬鹿では創れないでしょうから 

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こういう馬鹿げた「作品」は、しかし馬鹿では創れないでしょうから、一種の天才かもしれませんね。

(「実戦・日本語の作文技術本多勝一


本勝の読んでいて飽きないアイロニー。評論家としては良いけど、父親としては絶対迎えたくない相手だ。

金に負けたのであれば、それはそれで恥じることも悲しむこともない 

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「金に負けたのであれば、それはそれで恥じることも悲しむこともない」

(「ラッシュライフ伊坂幸太郎


この小説では顕著なのだが、伊坂作品はそれ全体が警句もどきで構成されているかのようだ。気も利いていて切れ味もあって共感もできるんだが正直食傷してしまう。最初に警句が浮かんで、それが使えそうなシチュエーションを構成していく。まさかそんなふうに書いてはいまいが…。